間違い電話の向こう側

芸術・その他雑記

駄目な方へ

あまりにも暇すぎて何もすることがないので、これから毎月1曲、英語の歌を覚えることにした。今までも好きな曲は歌詞を覚えてカラオケで歌ったりしていたが、歌詞の意味などもちゃんと翻訳されたものを見て、じっくり考えながら覚えてみるのもいいのではな…

他人のことばかり

SNS

ちょっと前回書いたことの繰り返しみたいになるが、最近ずっと考えていることなので書いておく。 インターネットにのめり込めばのめり込むほど強く感じるのは、ネットはどこまで行っても他人事の世界に過ぎない、ということである。他人がやっていることをデ…

更新を待つ

書くことがなかったのでブログをしばらく放置していた。正確には書くことはあったが、なんか人に見せようという意識のせいで、文章をうまくまとめようとして書くのが億劫になった。これからはもうちょっと(さらに)適当な感じで書こうと思う。というか、そ…

石の世界

「石ふしぎ大発見展」という全国の石業者が出展するイベントに行ってきた。だいたい半年に1回ぐらいのペースでやっているそうで、24回目の今回は大阪天満橋のOMMビルが会場。 石はもともと好きで、子供の頃は石の図鑑をよく見ていたし、穴を掘って水晶…

空白を埋める

退屈して近所を散歩しに出かけて、また壁の写真なんかを撮りながら歩いた。今の家に住み始めてもう丸10年になるのに、未だに近所にも行ったことのない場所がちらほらある。今はまだギャラリー巡りをするようになったおかげで、大阪の地理もけっこう把握し…

金のことはちゃんとしたい

先月の下旬に、ある陶芸家のブログを見ていたら、その工房でのアルバイト募集の記事を発見し、しかも通えそうな場所だったため、衝動的に応募した。メールで何回かやり取りをした後、面接に行き、後日採用のメールが来たのだが、採用条件に色々と問題があっ…

最近聴いている音楽

最近、と書いたが、それほど最近でもなく、ここ1〜2年でよく聴いている音楽について書く。 Ropes www.youtube.com KARENのachicoがボーカル、ART-SCHOOLの戸高賢史がギターの2人組。音はかなりシンプルだが、深みがあって飽きない。ボーカルの声に伸びが…

(変な)思い出のCD

何度か行ったことのあるギャラリーのサイトを見ていたら、思いも寄らぬ人の名前を目にして驚いた。それは、鈴木拓也というミュージシャンの名である。世間的にはほとんど知名度はないと思われるし、別に知り合いでも何でもない。それなのになぜそんなに驚い…

歪められた「アリとキリギリス」の気持ち悪さ(2)

1の続き。 金をなんのために稼ぐのかと言えば、使うために稼ぐのであって、先ほども書いたように、貯めこんで安心するだけというのは下の下である。自分はずっとキリギリス人生まっしぐらだが、金を全く稼がなくてもいいとは思っていないし、むしろ何らかの…

歪められた「アリとキリギリス」の気持ち悪さ(1)

星新一の小説を読んでいたら、イソップ童話の「アリとキリギリス」を改変した話があって、そういえば自分はこの物語が好きではないなと思った。 子供の頃にこの物語を読み聞かせられたことがあったかどうかよく憶えていないが、とにかくこれは「キリギリスみ…

絵を売る

ネット上には作家が絵を販売するためのサイトがいくつかあるが、それらのサイトの状況を眺めていると、「アートをどこまでも大衆化していくとどうなるか」という社会実験を見ているような気分になった。 それらのサイトの大半は薄利多売に傾斜していて、買い…

ギャラリーに対して思うこと

自分は大阪に住んでいて、よく近県のギャラリーを見て回っているのだが、いつも思うことがある。それは、ウェブサイトがあまりにもいい加減な店が実に多いということである。 デザインがださかったり見づらかったりするところもあれば、全然更新していなくて…

同じようなものばかり見せられる

ここ数年で、インターネットで見ているページが著しく偏ってきているのを感じる。それが自分の嗜好の問題ではなく、検索エンジンにあるような気がしてならない。 ネットを使うには、ほぼ100%検索エンジンを介することになるわけだが、その検索エンジンも…

パーティーという空間

先日、参加しているグループ展のオープニングパーティーがあったので行ってきたのだが、やっぱり自分はこういうパーティーみたいな空間が好きになれんと思った。何かの展示があるたびに、いつも感じることである。もともと人と関わるのがあまり得意でないか…

できることをやるだけ

ぼんやりと「去年はマジで糞だったなあ」と思いながらネットをしていたら、そのような状況を「大殺界」とか言って昔テレビに出ていた占い師のおばはんのことを思い出した。血迷って調べてみたところ、自分は一昨年からもろにその大殺界とかいう時期に突入し…

無用の美

銅版画をやったり陶器を集めたり、自分の興味が科学技術の進歩とは正反対の方向へどんどん向かっているのを実感する。例えば、お茶を飲むコップにしても、今は真空断熱構造のコップが1000円ぐらいで売られていて、そのコップだと中の氷が丸1日溶けずに…

ベストアーティスト2017

毎年ひとりで勝手にベストアーティストというのを決めている。「その年初めて聴いた音楽」の中から良かったものをだいたい3組ぐらい選んで決める。あくまで自分が初めて聴いた音楽の中から選んでいるので、物凄い大御所と知名度ほぼ0の新人が同時にランク…

関西蚤の市

いつものようにだらだらとネットを見ていたら、「関西蚤の市」というイベントが今月の2日から3日にかけて開かれているのを知り、急に思い立って行ってみた。場所は阪急神戸本線の仁川駅を降りてすぐの阪神競馬場。競馬場の中に広い公園があって、そこが会…

壁を見る

少し前に杉浦貴美子という人の「壁の本」という本を買った。タイトルのとおり、壁の写真を集めた作品集で、ずっと前から欲しかった本である。絶版のようでなかなか手に入らなかったのだが、最近やっと購入することができた。 最近は描きたい絵が抽象画に接近…

お客様から抜け出せないアーティスト2

1の続き。 結局、貸しギャラリーとは何なのかというと、企画ギャラリーに拾ってもらえない有象無象の作家の受け皿であって、これがあるからこそ、お前のような中途半端な人間が作家のふりをできるんだろと言われたら返答に詰まる。事実、日本は美術市場の規…

お客様から抜け出せないアーティスト1

芸術なんかにあまり興味がないという人にとっては、芸術家の展覧会というと、基本的に美術館や百貨店で開催されているもののことを想像すると思う。しかし、そのような場所で展示ができるのは評価や知名度のある作家だけで、大多数の作家は美術館や百貨店で…

「福岡道雄展 つくらない彫刻家」感想2

1の続き。 FRPの板の上に「何もすることがない」とか「私達は本当に怯えなくてもいいのでしょうか」といった言葉を延々と写経のように刻んだ作品郡については、この作家が創作という行為に縛られ、自縄自縛の状態で吐き出した怨念のようなものを感じた。こ…

「福岡道雄展 つくらない彫刻家」感想1

現在、国立国際美術館で開かれている「福岡道雄展 つくらない彫刻家」を見てきた。アーティストトークにも参加し、作家本人の話を聞くことができた。聞き手の松井智恵氏との金玉トークなども盛り上がって、大変聞き応えがあった。 撮影可の展示室にて撮影 自…

払わなければいい

現在、映像制作の料金未払いに遭っていて、面倒臭いことになってきている。完成データはすでに納品済みで、後は金を払ってもらうだけなのだが、何度メールしてもほとんど返って来ず、返ってきても「経理に確認します」だの「○日に支払います」だのと言うだけ…

思い出に苦しむひと 2

過去の読書ノートより抜粋。 前回の記事からの続き。 今読んでいるのはヘッセの「人は成熟するにつれて若くなる」という本。「クヌルプ」よりも後に書かれた随筆集で、テーマは繋がっている。「クヌルプ」がヘッセの30代後半の作品で、今から老いを迎える…

思い出に苦しむひと 1

過去の読書ノートより抜粋。 ヘルマン・ヘッセの「クヌルプ」という小説を読んだら、自分が普段抱えている雑念と重なるテーマが取り扱われていて、随分と心を揺さぶられた。 この小説の主人公クヌルプは、住所不定の放浪生活をしている人間で、各地を転々と…

無自覚にパクることの恐ろしさ

先日、自分が過去に作った映像作品を何気なく見返していたら、その中の1シーンが、某有名アニメの1シーンのパクリであることに突然気付いた。変な汗が出た。 自分にはパクろうという意志は欠片もなかった。本当に全くなかった。無自覚にパクってしまったの…

ホラー映画の幽霊

日本のホラー映画を見ていると、それに登場する幽霊が様々な超能力を使うのが当たり前になっていて、怖さよりも「こいつら一体何者なんだ」という部分に興味が湧いてしまう。 有名なところでは、「リング」の貞子が念写によってビデオテープに映像を記録した…

陶器の手ざわり

ここ1年ほどで、急速に陶器収集の趣味が高じて、気が付くといつの間にか食器棚から100均の食器が駆逐され、陶芸作家の手作りの器が入り切らないぐらい並んでいる。陶器、つまり焼き物が趣味だと言うと、いかにも爺臭い印象がある。自分も1年前までは焼…

MVは贅沢品

自分は作家活動をしていると書いたが、具体的に何を作っているのかというと、銅版画やアクリル画である。映像制作もする。最近は粘土で遊んだりもしている。全部ただの遊びだろと言われたらその通りで、「リリィ・シュシュのすべて」という小説の中に「いろ…