間違い電話の向こう側

芸術・その他雑記

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

(変な)思い出のCD

何度か行ったことのあるギャラリーのサイトを見ていたら、思いも寄らぬ人の名前を目にして驚いた。それは、鈴木拓也というミュージシャンの名である。世間的にはほとんど知名度はないと思われるし、別に知り合いでも何でもない。それなのになぜそんなに驚い…

歪められた「アリとキリギリス」の気持ち悪さ(2)

1の続き。 金をなんのために稼ぐのかと言えば、使うために稼ぐのであって、先ほども書いたように、貯めこんで安心するだけというのは下の下である。自分はずっとキリギリス人生まっしぐらだが、金を全く稼がなくてもいいとは思っていないし、むしろ何らかの…

歪められた「アリとキリギリス」の気持ち悪さ(1)

星新一の小説を読んでいたら、イソップ童話の「アリとキリギリス」を改変した話があって、そういえば自分はこの物語が好きではないなと思った。 子供の頃にこの物語を読み聞かせられたことがあったかどうかよく憶えていないが、とにかくこれは「キリギリスみ…

絵を売る

ネット上には作家が絵を販売するためのサイトがいくつかあるが、それらのサイトの状況を眺めていると、「アートをどこまでも大衆化していくとどうなるか」という社会実験を見ているような気分になった。 それらのサイトの大半は薄利多売に傾斜していて、買い…