間違い電話の向こう側

芸術・その他雑記

古物(2)

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ステンレス製のスキットル?か何か。同じタイプのものをヤフオクでよく売ってるので、そんなに珍しいものではないと思われる。上部にロゴがあって「TRADE MARK KAISHUDO」と刻印してあるのだが、ロゴ自体はなぜか「B」の一文字。「B」どこにも入ってないやん。

 

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木製のチョーク入れ。よく見るとうっすらと「津田」と書かれているので津田先生のです。買ったら中にチョーク自体も入っていた。自分が学生だった頃は、先生はチョーク入れなんか持ってなくて、チョークは黒板に付いてる受け皿に置きっぱなしだった。昔はチョークが貴重だったから先生が保管してたとかそんな事情でもあったのだろうか。今はもう使わない道具だろうなと思って調べたらまだ売ってる模様。チョークって先生の私物なのか?

 

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銅製のケース。何を入れるためのものなのか不明だが、ハガキがぴったり入るサイズ。蓋を開閉してみると、がっしりしていて丁寧に作られているのが分かる。錆びとも相まってこの重厚感。銅版画をやっていると腐食したときに、版がたまたまこういう良い錆び方になって、「もうこれでいいじゃん(刷らなくて)」と思ったりする。そういう好ましさが立体化したような品で、思わず欲しくなって買った。