間違い電話の向こう側

芸術・その他雑記

古物(1)

何年か前から骨董品を見るのが好きになって、いつのまにか物が増えてきた。あまり人に見せる機会がないのでブログのネタに自慢でもすることにした。骨董市に行くのも石を拾いに行くのも、宝探しをしているような感覚が好きでやっている。最近では他の何をやっている時間より一番楽しい。

 

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 古い印材。彫って印鑑にするための石。いい感じに古びていたので彫る気ないのに骨董市で購入。4cm四方ぐらいでずっしり重い。印鑑によく使われるという凍石という種類の石に似ている気がするが詳細不明。古い印材は削って再利用されることもあるらしい。ヤフオクを見ていると古い印材がけっこう出ていて集めたくなる。

 

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 こっちも印材。素材は真鍮。同じ骨董市で購入。金属は石よりかなり彫りにくそうだが、このまま彫刻刀で彫るんだろうか。なんかこういう金属の塊っぽい物体にはいつも惹かれる。特に真鍮は古くなるといかにも骨董って感じの質感になるので好きな金属。

 

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 ということで真鍮つながりで計量カップ。大きさは4cmぐらいしかないが、厚みがあってずっしり重い。6分の1GILLと書いてある。1GILLはだいたい120mlぐらいらしいので、このカップは20ml用ということになる。こんな小さいカップじゃ料理用には不便そうな気もする。コニャックみたいなきっつい酒とか量る用だったんじゃないかと思うが知らん。