間違い電話の向こう側

芸術・その他雑記

できることをやるだけ

ぼんやりと「去年はマジで糞だったなあ」と思いながらネットをしていたら、そのような状況を「大殺界」とか言って昔テレビに出ていた占い師のおばはんのことを思い出した。血迷って調べてみたところ、自分は一昨年からもろにその大殺界とかいう時期に突入していることになっていた。しかもこの大殺界は3年続くそうなので、占いによると今年も糞らしい。ふざけるな。


自分は占いなどというものは全く信じない人間だが、こんなものを見てしまうということは、よほど精神が腐っているのだろう。普通は1年を通してまるっきり悪いことだらけの年もないだろうし、良いことだらけの年もないはずで、思い出してみればどちらの出来事もあって当たり前なのである。当てはめようと思えばどうにでもなるのだ。占いは未来を見るものだが、過去を振り返って答え合わせをしてみると、ぼんやりと当たっているような当たっていないようなことしか言っていない場合がほとんどである。


ということを前提とした上で言わせてもらうが、マジで去年は糞だった。もちろん良いことも少しはあったが、トータルで見ると相当負けが込んでいる。ほとんど9:1ぐらいじゃないかと思うほど糞な出来事だらけだった。ひとつひとつ挙げるのももはや煩わしい。


こんな糞な年が今年も続くのかと思うと本当にどす黒い気分になってくるが、大殺界は一昨年から始まっていたというのに反して、一昨年はかなり幸せな方だった。というか、人生で一番幸せと言っていいぐらいの年だったので、一昨年に関して言えば全然当たっていない。今年も外れてくれと思うが、そもそも占いなどというものは根本の発想が他力本願なのであって、自分から動かなければ良いことがないのは当たり前なのである。こんな下らないものを気にするよりは、失敗しても何かをやり続けた方がよっぽど実りがあるだろう。年明けから愚痴で始めてしまったが、腐らずマイペースにできることをやっていきたい。